1日(火) | プール開き |
---|---|
7日(月) | 七夕 |
10日(木) | 夏祭り |
17日(木) | 交流保育「おもちゃの広場」 |
2,9,16,23,30日(水) 園庭開放
※個人面談(6月~7月)月間となります。
※避難訓練、身体測定、誕生会
お友だちと一緒に遊ぶことが少しずつ増えてきました。笑い声に誘われて一緒の遊びを楽しむ姿が見られ、泣いている子どもに「いいこ、いいこ」と手で頭をなでてみては、相手の表情をみています。お友だちに手を差し出しニコニコ笑って手をつなぐ姿が微笑ましいです。これからの成長が楽しみです。
みかん組は不思議発見が大好き。園庭や散歩では、虫を探したり「これなんの花?」と聞いたり等、自然物に目を輝かせています。ある日、園庭で虫探しをしているとたくさんのダンゴムシを発見。お友だちの一人がダンゴムシを捕まえると隣にいたお友だちに手渡しし「にこっ」。受け取ったお友だちも「にこっ」。その後、ペコリとお辞儀をひとりがするともう一人もペコリ。温かい空気に包まれました。
おままごとコーナーでは子ども同士の色々な、ごっこ遊びが繰り広げられています。見ていると、二人の男の子がお人形の布団をかけて寝ています。女の子が二人の間に入って座り、背中を優しくトントンしています。どうやら女の子はお母さん役で、寝ている男の子たちは子ども役のよう。寝かしつけをしているようです。側にいって気付かれないよう会話を聞いてみると、「目つぶってね」「起きたらおやつたべようね」と、いつも保育士が子どもたちに話をしている姿にそっくり。そんな遊んでいる姿をみて温かい気持ちになりました。
5月中旬に生まれた蚕の観察をするのが日課となっている子どもたちです。お友だちと桑の葉を食べる様子を見ながら「この葉っぱ人気だね」とお友だちと会話を弾ませています。「『みんなもこっちの葉っぱに来て食べてごらんよ』って呼んで集まって来たのかな?」蚕たちの暮らしを自分たちの生活と重ね合わせ、蚕の気持ちを想像する姿は成長を感じます。お友だちとイメージした世界観から、どんどん会話が広がっています。
毎朝ばなな組とぶどう組で行っているお当番活動の人数調べは、数名のお当番さんが、幼児3クラスへ行きクラスの出席人数を聞きます。その後ホワイトボードに出席の人数をペンで書いていくのですが、書くのはぶどう組さんのお仕事。隣で書きたそうに見ているばなな組さんに「書いてみる?」とぶどう組さん。まだ数字がうまく書けないことを知っているので、先生たちがやっているように点線で数字を書いてあげます。「なぞってみて!」「じょうず!」と言って褒めてあげていました。年長に憧れるばなな組さんと優しいぶどう組さんの姿がありました。
ばなな組、ぶどう組では約500匹のカイコを育てています。カイコはチョウやガの仲間で正式には「カイコガ」といいます。人間は約5千年前からその繭から生糸を取り着物などに利用してきました。カイコは人間が生糸を取るために家畜として育てられてきた昆虫です。そのために成虫は羽があっても飛ぶことができないため野生で生きることはできません。品種改良の結果、約600品種が知られています。
1mm程の卵は5/22にシャーレの中で誕生しました。子どもたちは毎日「あたまをこうやって動かしているよ」と動くことに気付いて観察しています。お世話は一日に二回。箱を開けては、穴だらけの食べつくした葉っぱに驚き、食べつくした葉に小さなカイコが残っていないように目を凝らしてみつけ筆などを使って丁寧に新しい葉っぱへ移していきます。カイコは食べては脱皮を4回繰り返します。そして幼虫は2~3日糸を吐き続け繭を完成させます。繭になったカイコは成虫にならないように冷蔵庫に入れる必要があります。カイコは蛹の段階で一生を終えることで人間にシルクを与え蛹は肥料になります。生き物の命を無駄にしないように子どもたちと飼育を通して命の大切さを感じていきたいと思います。