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0歳児:
月を通して気温差が出てきたためか、体調面では鼻水、咳、発熱等風邪症状が多く見られた。家庭には衣替えや十分な休息を呼びかけ、こまめに様子を伝え合いながら体調の変化に十分注意していった。人間関係の面では、周囲の子どもや保育士に興味をもつ様子が見られるようになったため、保育士が温かい雰囲気を作りながら優しい表情で丁寧に応答し、他児との仲立ちとなった。自分から意欲的に他児と関わろうとする姿が多く見られた。戸外では落ち葉にふれたり、金木犀の香りをかいだりして秋の自然を味わうことができた。おままごと遊びでは、作った料理を友だちに差し出す姿、それに気づいて食べる真似をする姿が見られ、友だち同士の関わりが増えた。他児への興味関心が芽生えるにつれ、子ども同士で自己主張がぶつかる様子も多くなった。注意深く見守り、子どもの思いを代弁していくことで、楽しみながら人間関係の基礎を築けるよう関わっていきたい。
1歳児:
おむつやズボン、靴などを自分で履こうとしたり衣服を脱ごうとしたりするなど、身の回りのことを自分でしようとする姿が増えた。必要な箇所は援助し励ましの言葉を掛け、できた時には喜びに共感していった。保護者にもできたことを伝え、家庭と連携し子どもの育ちを大切にしていけるようにした。友だちの存在を意識し、玩具の貸し借りをしたり積極的に名前を呼んだりしていた。保育士が仲立ちとなり必要な言葉や身振りを伝えることで、一緒に遊ぶ楽しさを感じられていた。来月も一人ひとり丁寧に関わりながら、友だちと過ごす喜びを深められたら良いと感じた。
2歳児:
気温が落ち着き過ごしやすい気候となったので、戸外へ出て、秋ならではの植物や花など観察することができたので良かった。他クラスと一緒に散歩へ行く機会が増え、年下のクラスの友だちと行く際は、自分たちがお姉さんお兄さんという自覚をもち歩くことができていた。幼児クラスへ向けて少しずつ散歩へ行く距離を長くしていきたい。保育士や友だちと関わりながら楽しく遊ぶことができた。自分の気持ちを言葉で表すことが難しい場面があり、咄嗟に手が出そうになることがあったので、保育士が仲立ちをし、状況に合った言葉掛けや相手の気持ちに気づける支援をしていくと、言葉で伝えられるようになってきた。引き続き友だちとの関わり方を丁寧に伝えていきたい。
3歳児:
戸外遊びでは季節の移り変わりを感じながら、遊びを楽しんでいた。散歩を通して秋の味覚や自然にふれ興味をもつ姿が見られた。行事では初めて参加する行事もあったため、不安にならないように配慮しながら、楽しんでクラスの友だちと参加できるようにした。運動会で行った競技を運動会後もクラスの友だちや他のクラスと一緒に楽しむことで関わりを深め、成長に繋げていた。遠足ではバスで行く遠足が初めてであったが、様々な体験を通して友だちとの関わりを深めると同時に楽しい思い出を作ることができていた。来月もさがみはらんどなど初めて参加する行事が多いため、一つひとつの行事に期待をもちながら、参加できるようにしていく。
4歳児:
運動会という一つの目標に向けて、鉄棒やボールドリブル、遊戯など苦手なことにも挑戦しながら、体を動かす楽しさを感じていた。ルールのある遊びを取り入れられる機会は少なかったが、日々の遊びのなかで友だち同士関わりながら遊ぶ姿が見られた。イメージを共有しながら一つのものを完成させたり、一緒に力を合わせて片付けを行ったり、さまざまな場面で協力しあっていた。意見の食い違いなども見られたが、その都度保育士が仲立ちを行い互いの気持ちに気づけるようにしていった。運動会を経て、何かに挑戦し、諦めずに取り組むことの大切さを感じ、心も大きく成長した。達成できた喜びに共感し合い、次の行事に向けて気持ちが高められるようにしていきたい。
5歳児:
縄跳びを跳ぶ数を数えたり、昆虫図鑑に書かれているクイズを読んで友だちと楽しんだりする姿が見られたので、今後も数や文字にふれる機会を増やしていく。運動会の練習では、他児の頑張りを認めたり、励まし合ったりする姿が見られ、一つ一つの種目を高めていこうという思いが伝わってきた。保育士も具体的に褒めることで前向きに取り組めるよう働きかけていった。遠足では楽しみにしていた動物たちに出会うことができ、友だちと会話を弾ませながら楽しむことができた。良い思い出となった様子が伺えた。来月は行事が続くがゆったりできる時間を設けるなど、メリハリをつけながら生活できるように配慮していく。