計算書類等は こちら をご覧ください。
0歳児:
慣らし保育を個々に合わせたスケジュールで実施したことや初めての集団生活で体調を崩す子どももいたため、登園数に差があったが、保護者や保育者と穏やかに過ごすことで、保育園生活に安心感をもって過ごすことができていた。また、玩具などを見つけると懸命に手を伸ばし、口に運んだりしながら探究遊びをすることができていた。今後も安心して過ごすことができるような環境を作っていく。
1歳児:
4月の始めは新しい環境に慣れない様子で不安に感じ泣いたり、保育士に抱っこを求めたりする姿が見られたが、子どもの気持ちに寄り添い、抱っこやスキンシップを多くすることで4月の末には落ち着いて過ごせるようになった。情緒の安定を図るため、興味のもてる玩具やわらべうた等を保育士と一緒に楽しむことで、少しずつ信頼関係を築くことができた。引き続き、信頼関係を築けるよう、遊びの設定など工夫し、子どもと一緒に楽しんでいく。アリや草花に興味をもつ姿も見られ、触れたり観察したりしていた。絵本などで更なる興味関心がもてるように促していきたい。
2歳児:
保護者と一緒に慣らし保育を行うことで、少しずつ新しい環境に慣れていくことができた。分離時に不安になる子どもも、遊びや活動になると気持ちを切り替え、保育者や友だちとのやり取りを楽しみ安定した気持ちで過ごすことができていた。引き続き、家庭と連携していく。また、絵本に興味を持って見たり、読んで欲しいと様々な表現で要求し、一緒に歌ったり、戸外で虫に興味を示し触れたり観察したりする姿が多くあった。引き続き、保育者と一緒に楽しむことで信頼関係を深めていく。
3歳児:
新年度がはじまって一ヶ月が経ち、最初は保育室や保育士などにも慣れず、新入園児をはじめ落ち着かない姿が個々に見られたが、保育室をはじめ新しい環境に慣れ、安心して一緒に過ごせるようになってきている。生活の流れの面では、年長児や年中に比べ、見通しをもって自ら進んで動いていくことは難しいため、しっかりと生活の流れを身に付けられるよう引き続き、ゆとりを持って丁寧に関わっていきたい。遊びや活動などは友だちや異年齢の友だちとよく関わりを持ち、意欲的に活動する姿があった。来月もいろいろな活動を友だちと共に楽しめるよう、環境を作っていきたい。
4歳児:
年少児が入ってきて新しいクラスになったことに戸惑いも見られたが、保育士や親しい友だちと楽しく遊び、過ごしていた。生活の中で自ら判断し、見通しを持って行動できることも増えてきた。生活や遊びから更に興味や関心を引き出せるようにしていきたい。戸外では春ならではの虫や植物に触れ、遊びに活かすことができていた。より一層、季節を感じられる活動を保育に取り入れていきたい。
5歳児:
集団生活の中で、活動などに意欲的に参加し、友だちと関わることが多かった一方で、同学年同士でのトラブルが見られた。互いに折り合いをつけて過ごすことができるよう働きかけて、人間関係の基礎を培うことができるようにした。今後もその働きかけが必要だと感じた。新しい環境にもすぐに慣れた様子だったが、気分が高揚する子どもが多く、他児に便乗した行動をすることがあった。メリハリをつけて生活することができるようにするべきだった。虫探しや野菜の収穫といった自然に関わる活動を行ったこともあり、自然をより身近に感じることができ、季節の変化や自然の美しさに興味をもつきっかけにも繋がった。手洗い・うがいをしたり給食をよく食べたりすることで、健康な心と体を育む力を自ら身に付ける大切さを知ることができた。