計算書類等は こちら をご覧ください。
重要事項説明書は こちら をご覧ください。
0歳児:
生活の中で、やりたいことや欲しい物があると仕草や言葉で伝えようとする場面が見られたので、思いを受け止め、気持ちを代弁して伝わる喜びが感じられるよう配慮を行った。遊びの面では、成長とともに活動範囲が広くなり、活発になってきているため、活動スペースを広く取れるよう、サークルの大きさを調整したことで、歩行やハイハイなどそれぞれの手段で体を思いきり動かしながら遊ぶことができた。また、ぬいぐるみや積み重ね玩具などを充実させると色々な遊びに興味が広がり、少しずつ保育者や友だちとごっこ遊びをする姿も見られるようになってきた。戸外では、虫や落ち葉などの自然物や涼しい風に触れるなど、季節を感じながらボールやフラフープ、滑り台、砂遊びで体をたくさん動かしたりすることができた。今後も子どもよく観察しながら、園庭遊びの充実を図れるよう発達に合わせた遊具を準備していきたい。
1歳児:
行動範囲が広がってきたことで、戸外では意欲的に探索活動を行い、遊びを通して様々な経験をし、保育者や他児、周りのものに関心をもつことができた。探究心が勝り無理な行動をしようとする場面や他児のしていることへの関心の高まりから玩具の取り合いになりそうな場面も見られたので、保育者が側に付き、関わり方を伝えるなどして怪我に繋がらないように配慮した。遊びの面では、指先を使った遊びが楽しめるよう型はめやシール貼りなどを取り入れたりジャンピングマットやマットの山を設定したりし、個々のペースで粗大運動や微細運動の発達を促すことができた。今後は、さらに年齢や発達に合った室内玩具を充実させると共に、遊びの中でのやり取りを通して運動や言葉の習得ができるよう環境を整えていきたい。
2歳児:
気温や景色が変化し、秋独特の自然に興味を持ち、自然物を玩具として戸外遊びを楽しむことができた。集団遊びの中で友だちとの関わりが増え、気持ちを相手に伝えることが難しく、先に手が出てしまいトラブルが生じることが見られたため、保育者が仲介し思いを受け止め、互いの気持ちを子どもたちに分かりやすい言葉で代弁しながら、言葉で解決ができるように促した。排泄や着脱に関しては、自ら意欲的に行おうとする姿が見られるようになってきている。今後も自分でできる喜びが感じられるよう、子ども一人ひとりの発達に合わせてさりげない援助をしていく。
3歳児:
運動会に向けて、かけっこ・巧技台・鉄棒などの活動を積み重ねる中で、自分が思う通りにできず気持ちが崩れてしまう姿が見られたが、運動会当日は、初めての経験で緊張もあったが、これまでの活動の成果を発揮し、楽しく参加する姿が見られた。運動会を通して、できなかったことができるようになる喜びや、なかなか思い通りにならい悔しさなど、それぞれが色々な思いを感じることができたため、この経験を糧に日頃の生活の中でも自信をもって活動できるように見守っていく。また、1人遊びや同年代の友だちと過ごすことが多かったが、少しずつ年長や年中など異年齢での関わりも増えているので、異年齢の友だちとの触れ合いを通して、人との関わりやコミュニケーション能力が身に付くようにしていく。
4歳児:
運動会の取り組みを通して、友だちと目標を共有することで「もっと上手になりたいね」「前よりも上手になったよ」など友だちと一緒に取り組むことの面白さや、ひとつのことをみんなでやり遂げる達成感をそれぞれが感じることができ、運動会後も生活の中で声を掛け合って協力する場面が見られた。また、自分に自信がもてたことで自己を発揮し、伸び伸びと過ごしている。日頃の生活では、保育士や友だちと様々な活動で関わりを持つ中で、関係を深めながら友だちの気持ちに気付いたり、周りの様子を見て集団で行動したりできるようになってきている。
5歳児:
運動会に向けて活動していく中で、それぞれの目標に向けて諦めずにがんばって挑戦することや友だちと一緒に取り組んだり応援したりと様々な経験を重ねたことで今まで以上に仲間意識が強くなり、友だちへの親しみや信頼感が深まってきた。運動会当日は楽しく参加し、自分の目標に向かって意欲的に取り組んでいた。リレーでは友だちと協力しながらがんばる姿が見られた。運動会を通して、ひとつの目標を成し遂げる達成感を味わうことができたので、次への意欲に繋げていきたい。運動会の経験画では、印象に残った場面を思い出しながら絵の具を使いそれぞれの思いを伸び伸びと表現していた。