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0歳児:
保護者と密にコミュニケーションをとり、情報を共有し、家庭と同じような生活リズムで過ごせるようにした。眠くなったり、お腹が空いたりすると泣いて訴える姿が見られるため、個々の体調や様子に合わせて丁寧に対応していく。室内遊びでは、探索活動が盛んになり、関心のある玩具を見つけて触れたり、近付いたり、気になったものを口に入れて確かめる姿があった。他児が使っているものが気になり、手を伸ばす姿も多く見られたので、その都度声掛けをし、他の遊びに誘うようにした。引き続き、一人遊びを十分に楽しめるよう玩具を用意するなど環境を整えていきたい。戸外遊びでは、散歩や園庭遊びを通して保育者が花や虫などを発見したことを伝えると、視線を向け興味をもつ姿があった。今後も、自然物への興味が引き出せるよう積極的に働き掛けていく。
1歳児:
園生活に少しずつ慣れ、自分の思いをそれぞれの方法で表現するようになってきている。連休明けや体調を崩して休んだ後などは、気持ちが不安定になる姿も見られたが、しっかり受け止め、抱っこをしたり、わらべうたなどで一緒に遊んだり丁寧に接することで落ち着くことができた。基本的生活習慣においては、担当保育士が発達段階を見極め、子どもの気持ちに寄り添いながら食事、睡眠、排泄、着脱など、一人ひとりに合わせた援助を行うように心掛けた。引き続き、自分でしようとする気持ちを大切にし、落ち着いた雰囲気の中で繰り返し経験できるようにしていく。戸外活動では遊具や玩具を使い自由に体を動かし、保育者が走りだすと嬉しそうにまねして走る姿が見られるなど、自然と体を動かすことを楽しめた。引き続き、子どもたちが自由に体を動かすことができるように環境を整えていく。
2歳児:
新しい環境にも少しずつ慣れ、気の合う友だちや保育者と一緒に好きな遊びを見つけて楽しむ姿が見られた。園庭遊びでは、ダンゴムシやアリなどの虫や、年長児が植えた夏野菜の成長に興味をもち、観察して気づいたことを保育者に伝える場面も見られた。子どもの疑問、関心に丁寧に応え、好奇心や探求心を育んでいきたい。健康体育では、3歳児と合同でボールを使用したり動物になりきったりといった活動に参加し、体を動かす楽しさを感じていた。日々の活動の中でも、積極的に体を動かす活動を取り入れていきたい。生活面においては、排泄の際に自らズボンの着脱を行う姿が見られてきている。「やって」と甘える姿も見られるため、丁寧に気持ちを受け止め、一緒に行うことができた時には十分に認めるなど今後も、個々の発達に合わせた援助を行っていく。
3・4・5歳児:
新しい環境や担任に少しずつ慣れ、保育者と一緒に遊びを楽しむだけでなく、友だちとの交流も多くなり友だち関係の輪も広がりだしている。友だちとの関わりが増える中で、約束事を忘れがちになり不適切な行動をとってしまったり、思いの違いから気持ちがぶつかりトラブルになったり、玩具の取り扱い方や片付けが乱雑になりやすいなど課題も多く見られるようになった。一つひとつ保育者が介入するように心がけ、どのようにすればよかったか、気持ちを代弁するなど丁寧に関わりを持つようにした。また保育者の一方的な伝え方にならないように子どもたちが自分で考えて気づけるような声掛けも心がけた。少しずつではあるが、何かあった時には保育者が声を掛けるだけで子ども自身が気付き、行動を抑制できる姿も見られるようになっている。また、4・5歳児は春の遠足に行くことができた。大型遊具は対象年齢が適さず使用することができなかったが、広場でのびのびと体を動かし、保育者と一緒に鬼ごっこを楽しむことができ、子どもたちの生き生きした表情を見ることができた。3歳児と日課を別にすることでそれぞれに合った活動を設定することができることもわかったので、今後も発達に合わせた活動を取り入れていきたい。