計算書類等は こちら をご覧ください。
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0歳児:
保育者が気持ちを代弁することで、自分の思いが伝わる喜びを感じ、伝えたいという気持ちが育まれ、やって欲しいことや見て欲しい時など保育者の肩を叩く仕草や短い言葉で伝えようとする姿が増えてきている。今後も子どもたちの思いに寄り添い、安心して表現できるように丁寧に応答していく。遊びの中では、保育者が仲立ちしながら「つもり遊び」や「ごっこ遊び」を行うことで、同じ場所で一緒に遊ぶなど友だちと関わりながら遊ぶ場面が多く見られるようになってきている。また、戸外遊びでは落ち葉などの自然物に触れたり、風の冷たさを感じたり、冬の自然を感じながら探索活動を楽しむことができた。引き続き、自然物を活用しながら興味が高まるようにしていく。クリスマス会では、事前にサンタクロースが来ることを知らせたり、クリスマス絵本を読んだりしたことで、緊張した表情を見せながらもプレゼントを受け取るなど落ち着いて参加することができた。今後も季節ならではの行事に無理なく親しめるよう配慮していきたい。
1歳児:
靴下や帽子の着脱、手洗いなど身の回りのことに興味をもち、自ら行おうとする姿が多くあった。意欲的に行おうとする一方で、焦って行うため上手くいかない姿もあったので、その都度保育者がやり方を伝え、丁寧に行うことができるよう促していきたい。戸外遊びでは、保育者の真似をして落ち葉や小枝などの自然物を集め、保育者や友だちに見せて嬉しそうにするなど探索活動や散策を楽しむ姿が見られ、枯れ葉を見つけた際には、枯れ葉を握って音が鳴る様子を見せると、不思議そうな表情で見つめる姿があった。引き続き様々なものに興味や関心をもつことができるよう働き掛けていく。少しずつ体力がつき、早く走ることができるようになったため、園庭を走ることを楽しむ姿が増えてきている。急に止まれず他児とぶつかりそうになる場面もあったので、保育者同士連携し、安全に遊べるよう配置などに留意していく。
2歳児:
寒い日が続いたが、戸外では鬼ごっこやボール遊びなど元気に遊ぶ姿や、落ち葉に穴を開けて顔を作ったり、葉っぱの種類で色の違いや色々な模様が入っていることに気づき観察したりする姿が見られた。今後も、季節を感じられるよう自然物を使った遊びを取り入れていく。また、活動前には筋肉や関節がほぐれるようストレッチを行うなどしていく。クリスマスツリーのオーナメントや年賀状の製作では、指先を使った表現を楽しむとともに、世界や日本の伝統に触れることができた。室内遊びでは、ままごとキッチンで料理を作ろうとする姿や人形にミルクをあげたり、寝かしつけたりと模倣遊びを楽しむ姿が見られた。園庭・室内どちらの活動でも小集団で遊ぶ姿が増えてきており、それに伴い友だち同士のトラブルも多くなってきているので、怪我のないよう見守りながら、必要な場面では互いの思いに気づけるよう仲立ちし、ルールや順番の大切さに気づけるよう伝えていく。体調面では、鼻水や咳症状など体調を崩している子が多く見られたので、引き続き室内の衛生環境を整えていく。
3歳児:
寒い日が続いたが、寒さに負けずに友だちと園庭や散歩先の公園で「鬼ごっこ」などして元気に走り回って遊ぶ姿が見られた。気温が下がった時に息を吐くと白くなるなど冬ならではの自然現象に気づいたり、体を動かすと体が温かくなることを知ったりすることで、季節の変化に興味や関心を持つきっかけになった。今後さらに寒くなることが予想されるので、雪や氷などを自分の手で触って冷たさなどの感触を味わえるよう機会をつくっていきたい。生活面では、身の回りのことを自分で行う姿が増えてきており、戸外遊び後の手洗い・うがいの習慣も身に付いてきているため、引き続き必要性を伝えていく。クリスマス会ではサンタクロースからプレゼントを受け取ったり、年賀状や正月製作を通して日本ならではの伝統に触れたり、季節ならではの行事を楽しむ姿が見られた。
4歳児:
冬の寒さにも負けず、戸外で毎日のように鬼ごっこなどで思いっきり体を動かし、楽しむ姿が見られた。また、同年齢だけではなく、年長児のやっている集団遊び「どろけい」に参加し遊ぶ姿も出てきており、集団的・協同的遊びを通し、同じ目的をもって協力し合う姿が見られるようになってきている。年長児と過ごせるのもあとわずかなので、引き続き年長児にリードしてもらいながら一緒に集団遊びを楽しみ、そこからたくさんのことを学んでくれることを願っている。クリスマス会に期待感を持ち、実際にサンタクロースからプレゼントを受け取り、とても嬉しそうにしている姿が見られ、年末にはしっかりと自分の使用している靴箱やロッカーの掃除を行うなど、季節ならではの行事に親しむことができた。
5歳児:
戸外では「氷鬼」や「どろけい」などの集団遊びの中でルールを理解し、守らなければトラブルになることにも気づき、友だち同士で教え合い守ろうとしながら遊ぶ姿が見られた。また室内遊びや様々な場面で、やりたいことや自分の思い、意見を出し合いながら進めていくなど、更につながりが深まってきている。引き続き、見守りながらも必要に応じて間に入るなど、解決できるようにしていく。 クリスマス会への参加や自分たちが使っている場所の掃除、年賀状を作成する活動を通して日本や外国の冬の行事に親しみ、様々な文化や習慣への関心が深まった。また作成した年賀状を郵便局で投函する経験をしたことで、郵便配達という職業にも興味が広がったため、郵便屋ごっこを遊びに取り入れ、手紙を書いたり届けたりする中で文字や数を意識する活動にもなった。