計算書類等は こちら をご覧ください。
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0歳児:
戸外遊びでは、秋の風を感じながら自然物に興味を持ち、虫を見つけるとじっと観察して動く様子に驚いたり、落ち葉や石に触れ感触を楽しんだりしていた。室内では、それぞれの発達に合わせて、ボール・フラフープ・マット・バランス遊具などを用意すると、自分から興味のあるものを見つけて十分に体を動かすことができた。生活の中では、自分の気持ちを仕草や簡単な言葉で伝えようとする姿が増えてきている。今後も、子どもの伝えようとする気持ちを大切にし、思いを汲み取り、代弁し、必要な時には言葉を添えるなど丁寧に関わり、相手に思いが伝わる喜びが感じられるようにしていく。色々な物に興味を持ち意欲的に関わろうとする姿が見られるので、季節の移り変わりが感じられるよう戸外に積極的に出かけていきたい。
1歳児:
衣服や靴の着脱や手洗いなど、身の回りのことに興味をもち、自ら行おうとする姿や難しい時には保育者に身振りや声でやって欲しいと訴える姿が増えてきている。今後も、自分でできた達成感が感じられるよう必要に応じてさりげなく援助し、身の回りのことへの興味や意欲に繋げていきたい。戸外では、探索活動を通して風や鳥の声などに耳を傾けたり、自然物を見つけて観察したり、実際に触れる経験を重ねることができた。友だちや身近なものへの関心の高まりから、遊びを真似しようとして場所や玩具の取り合いになりそうな場面が見られたので、様々な遊びや玩具に目を向けられるよう働き掛けていく。室内遊びでは、運動遊びが楽しめるよう"でこぼこマット"を常設したことで、個々の発達段階に合わせたバランス感覚や体幹を養うことができた。また、絵本を見たり、自然物に触れたり、遊びや保育者とのやり取りする中で、言葉を習得しているので今後も丁寧に関わっていく。
2歳児:
秋の自然物や虫に興味を持ち、園庭に出た際には、葉・枝・石・虫を集めて形や大きさの違いに気づいたり、自然物を使ってお店屋さんごっこを発展させたりしていた。また、室内では見つけた虫を図鑑と照らし合わせ、友だち同士で虫の名前を教え合うなど会話を楽しむ姿が見られた。遊びの中では、子ども同士で遊びを見つけて楽しむ場面が多くなるとともに、玩具や場所の取り合いや、順番をめぐるトラブルが増えてきている。一人ひとりの思いを受け止めながら相手の思いを代弁したり、言葉での伝え方を知らせたり、決まりやルールなどに気付けるよう促していく。体調面では、寒暖差が大きいことにより体調を崩す子が見られたため、保育室内の衛生環境を整えていく。
3歳児:
今年度も半年が過ぎ、様々な行事を経験したことや、日々の生活で年長児の姿を見たり、教えてもらったりする中で自信をもち、自分のことを自分でしようとする姿が増えてきている。また、保育士が声をかける前に、自分たちで気づいて主体的に次の行動に移るなど、自信をもって伸び伸びと生活している。園外活動では、秋の自然を意識しながら歩き、公園では落ち葉・どんぐり・金木犀・コスモスなどに触れる経験ができた。引き続き、季節の変化に気づけるような活動を積極的に取り入れるとともに、身体全体を思いきり動かす心地よさが感じられるような活動を提案していきたい。
4歳児:
過ごしやすい季節になり、園庭や散歩に積極的に出かけ、虫探しで見つけた虫をカゴに入れて観察したり、友だちとたくさん体を動かして遊んだりする姿が見られた。食育活動では、旬の食材のサツマイモを使いスイートポテト作りを楽しんだ。今後も畑でさつまいもを収穫するなど、秋の自然に興味や関心が高まるような機会をつくっていく。生活の中では、自分の思いを相手に伝えたり、相手の思いに気付いたり、思いに寄り添い、思いやりをもって接したりする姿が少しずつ見られるようになってきている。集団で行動する場面も増えているため、力を合わせて取り組む面白さを味わえるような活動を提案していきたい。
5歳児:
異年齢児との関係が深まり、困っている友だちに優しく声をかけて解決しようとするなど、相手を思いやる場面が増えてきている。戸外遊びでは、気候が変わり外に出る機会が増え、秋の自然に関わりながら意欲的に遊んでいた。砂場では、落ち葉や木の実などの自然物を料理に飾ったり、小さくちぎって食材のように混ぜたり、遊びの中に取り入れて遊ぶ姿があった。また、ルールのある遊びを集団で楽しめるようになり、"氷鬼"や"転がし中あて"等を友だちと相談しながら遊びを進めていた。ルールや勝敗のある遊びに取り組む際に、楽しく遊ぶものの「どうやったら勝てるか」など考えながら遊びを発展させることが難しい様子が見られたため、保育士が一緒に遊びながら互いに意見を交わせるよう見守り、必要な時にはさりげなく言葉を補っていく。