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0歳児:
ハイハイや歩行で体を動かすことを楽しんでいる。他児が遊んでいる様子を見て模倣しようとする姿も多く見られたが、発達段階以上のことにも取り組もうとする姿が見られたため、保育者がそばに付いて見守るとともに、危険な際には思いを汲み取りながらも制止するようにした。引き続き安全面に留意しながら年齢や発達に合わせて活動内容を変更するなど配慮していく。友だちへの関心が高まり、一緒の場所で過ごしたり遊んだりする姿が増えてきている。他児が使っている物や場所に興味をもち、トラブルになる場面も見られるため、思いを受け止めながらも他児が使っていることを伝えるとともに、貸し借りの方法などを伝えていきたい。体調面では、夏の疲れや朝夕の気温差から体調を崩す姿もあったが、個々の体調を把握し、体調に合わせて生活リズムを調整することで、大きく体調を崩すことなく過ごすことができた。今後も家庭と連携をとりながら、健康に過ごせるようにしていく。
1歳児:
戸外遊びの準備や衣服の着脱、手洗い、食事前後には手や口をおしぼりで拭くなど、身の回りのことに興味を持ち、自分で行おうとする姿が増えてきているため、十分にほめて自信や意欲がもてるようにした。今後も難しそうなときはさりげなく介助するなど、一人ひとりの育ちに合わせた関わりをし、「自分でする」という意欲を大切にしていきたい。戸外では、歩行で好きな場所へ移動して園庭を探索する姿が増えてきている。落ち葉・虫・小石などの自然物を見つけた際には「これは何かな?」と一緒に考えたり、観察したり、触れたりすることで、自然物への興味や関心を高めることができた。引き続き、積極的に戸外へ出かけるなど秋の自然に触れる活動を取り入れていきたい。体調面では、厳しい残暑が続いたため、個々の健康状態を把握し、定期的な水分補給や休息など、健康に過ごせるよう配慮した。夏の疲れも見られるため、体調の変化には十分気をつけるようにする。
2歳児:
戸外遊びでは秋の始まりを感じ、落ち葉・木の実・虫などの自然物に興味を持ち、落ち葉に触れてパリパリ・カサカサという音に耳を傾けたり、踏んで足の感触を楽しんだりしていた。また、大きい葉や鮮やかな色の葉を見つけると、「おおきいね」など言葉で友だちや保育士に思いを共有し、保育士や友だちに伝えようとする場面も見られた。遊びの中で「これ、なあに?」「どこからきたんだろう?」などの声が聞かれ、子どもたちの知的好奇心が高まっていることも感じられる。引き続き、落ち葉遊びなどを通して子どもたちが感じた疑問や発見を自由に表現できる時間を大切にし、遊びの中から探究心をさらに深められるよう五感を刺激するような声掛けをしていきたい。砂場遊びでは、型抜きや落ち葉や小石を使って「食べ物」を作るなど見立て遊びを楽しんでいる。友だちと関わりながら遊ぶ場面が増える中で、思いが通らずトラブルになることもある。やりとりを見守りながら必要な時は保育士が互いの気持ちを代弁し、相手の思いに気づいて言葉でやり取りができるよう促していく。
3・4・5歳児:
異年齢での活動だけでなく、子どもたちの発達に合わせた活動を増やしたことで、普段関わることが少なかった友だちと関わり、室内遊びではブロックや動物の人形を用いて動物園ごっこに発展させるなど、工夫や協力しながら遊ぶ場面も見られた。また、持っている力を十分に発揮する機会が増えたことが自信に繋がったのか、生き生きとした豊かな表情で生活する姿も見られた。今後も発達にあった活動を取り入れながら、一人ひとりの力を伸ばしていけるように働きかけていく。生活の中では年上の子が年下の子に積極的に関わり、助けたり保育士に変わり面倒を見たりする姿が多く見られるようになっている。人への信頼感や思いやりの気持ちが育まれるように見守っていきたい。体調面では、発熱などで欠席する子どもが多かった。年長児は、欠席児を心配して寂しがる声が聞かれるなど、どんな活動でも友だちを求めて一緒に行動する気持ちが強くなってきている。友だちと共に活動することによって仲間意識がさらに深まっていくので、協同で楽しめるような活動も多く取り入れていく。